ある寒い冬の朝…

彼は容赦なく私の大事なものを奪い去っていった…。

とても幸せな気持ちから一気にどん底へ…。

一瞬の出来事で私にはどうする事も出来ず…ただ後悔する事しかできない…。

彼の前では誰もが全てをさらけだし油断してしまう、彼はそれを見逃さない…。

彼は毎日のように人間の汚い部分を見続け、時に天罰を与える。

それが今日たまたま、私だったようだ…。

できる事なら返してほしい…

私の携帯電話…。

先日、現場の仮設トイレに携帯を落としてしまいました、電話番号、アドレス、さっぱり分かりません!!

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